今日は、我が社の渡辺社長に健康経営についてインタビューします!
(1)健康経営に取り組むようになったきっかけは?
2017年に会社設立した当時は会社を軌道に乗せてポジショニングすることに精一杯でした。2019年に3か年計画を立てて売上目標や人員体制など決めた際に、採用するにあたっては立地の良い場所に移転してフリーアドレスの明るい内装に整え、従業員に定着してもらえるようにハード面を充実させました。顧客満足度を高めるためには、まず従業員満足度を高めて、心身共に健康で生き生きと安心して働ける状態が大切だと思い、その頃から健康経営に取り組むようになりました。
(2)健康経営の取り組みや結果、効果、などについては?
営業職の残業時間の削減や子育て世代のワークライフバランスを意識した職場作りが課題の一つでした。営業職に関してはNo残業dayや業務効率化を図り残業時間が半分ほどに減り、事務職求人の際には臨機応変にシフト調整やリモートワークができてキャリアアップできる体制を作り、その結果たくさんの応募があり良い人材を採用できたことなど、良い結果を得られました。また、実際に社員自らが業務効率化を図る意欲が生まれ行動し、営業職は新規顧客の開拓と提案率が上がったという効果もありました。
(3)今年は社内向けの健康に関するセミナーを色々実施しましたが、感想は?
専門講師に来てもらい教えてもらうと、ネット上の情報を読むのとは違い、正しい情報でより良く理解できるしとても為になります。仕事を通じて一人ひとりが健康意識を高めてもらえたらと思います。正しい姿勢や歩き方の運動講習会、あれ良かったよね~。
(4)肥後保険企画ならではの独自の取り組みをアピールしてください。
4カ月前から月2回、アクションラーニング(目標を立て行動の結果を社員同士で振り返り、互いに支え合いながら組織を向上させる学習サイクル)を取り入れました。社員同士がお互いの仕事状況をよく知り、業務の協力など確認できます。これは業務効率化だけでなく、みんなで助け合うことで心の健康にもつながると思います。数年前まではアクションラーニングを月1回で行っていましたが休止していて、最近また再開しました。社員みんな積極的に取り組んでいて、まさにPDCAサイクルではっきりとわかりやすく目標達成に近づき、実際に効果を実感しています。
(5)健康経営について、最後に一言お願いします。
少人数の会社には珍しくウェルビーイング推進担当者を配置しています。ウェルビーイングや健康経営はすべて、当社の経営理念「未来へつながる確かな安心をお届けします」に繋がっています。お客様に最良のサービスをお届けするには、まず従業員の心身の健康のために労働環境や福利厚生を充実させてエンゲージメントを高めることが大切です。その結果、生産性向上や地域貢献に繋げることができると考えています。
福利厚生の面では、病気の治療と仕事を両立できるようにするための支援プログラムを備えています。業務災害保険に全社員分加入しており、病気補償、所得補償、賠償責任補償があり、保険代理店である当社だからできる取り組みです。万が一、ケガや病気をした場合でも治療費や収入減の不安がなく、安心して働き続けられるように整備しています。
小規模の会社だからこそ一人ひとりの力が大切で、その一人ひとりが心身共に健康でやりがいを感じながら仕事を通じて自らの成長を実感できるような職場作り、また、仕事もプライベートも活き活きと過ごしてもらえるように、今後も取り組んでいきます。